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書道
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2012/03/13

1年書写 第19回「最後の授業」

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今回で書写は最終回です。
今までどんなことを学んできたでしょうか。
思い出を想起してみましょう。

〇第1回「ガイダンス」
第2回「いろは歌」
第3回「2字と3字をつなぐ書き方」
第4回「書写から書道へ」
第5回 行書「清新の気」
第6回 行書「春夏秋冬」
第7回 篆書(てんしょ)
第8回 硬筆
第9回 行書「流氷の群れ」
第10回「楷書~芳翠(ホウスイ)流~を学ぶ」
第11回「人生感意氣」
第12回「凌雲之志」
第13回「硬筆で行書」
第14回王羲之「蘭亭序」
第15回隷書で金石文の拓本「礼器碑」を臨書する
第16回「氣力集中」
第17回調和体
第18回「かな文字」

今回は今まで学習した技法を全て用いて、それぞれのクラスのお題を書いていきます。


普段の書道の授業ではお手本の臨書が基本となるのですが、今回はお手本はありません。
関口先生からの助言を受けた後、生徒は自分たちの技法で字を書いていきます。



最後の授業となると感動もひとしお。
関口先生にそれぞれ思い出の作品を提出して終了となりました。


16:59 | 投票する | 投票数(6) | コメント(0)
2012/03/06

1年書写 第18回「かな文字」

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1年書写 第18回「かな文字」
今回の書写は小筆で「かな文字」を書くことを学びました。
書いた文字は、「山路来て なにやらゆかし すみれ草」(松尾芭蕉『野ざらし紀行』)






まず、関口鶴情先生は今回のポイントを分かりやすく説明してくださいます。
今回のポイント

☆かな文字の書き方
☆小筆の使い方
☆変体仮名





まず、かな文字の書き方についてですが、これは美しい流れが重視されるそうです。また、余白が大切であり、半紙の空間のどこに余白を配置するかで芸術が決まってくるとのことでした。また、墨の濃淡で色加減を調整することが大事だと御説明なされました。

小筆の使い方に関しましては、「筆の構造と性質」、「墨をどこまでつけるか」などについてお話しくださいました。


そして変体仮名の読み解きについて解説がなされます。現在かな文字といえば私たちは一つの音につき一つの文字を思い浮かべますよね。しかしながら、以前は一つの音をあらわすにも様々な書体が存在していたのです。例えば「か」を表記するのに「可」に由来する字、「閑」に由来する字、「我」に由来する字などを遣っていました。それが近代に入り、平仮名の字体の統一が行われ、かな文字は一音一字となったのですね。ですが、書道では変体仮名を使用しますので注意が必要になるわけですね。




関口先生の説明を聞いた生徒たちは、練習に熱心に取り組んでいきます。



最初は「かなの方が簡単」と述べていた生徒達でしたが、慣れない小筆に四苦八苦している様子が見受けられました。しかしながら、関口先生の個に応じた丁寧な指導が入り、授業の終わりの頃には各生徒が自分の芸術作品を仕上げていました。

 



 


16:48 | 投票する | 投票数(3) | コメント(0)
2012/02/28

1年書写 第17回調和体

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今日は調和体を学習しました。



調和体とは、平仮名と漢字を用いて書くことだそうです。
半紙における文字の空間とバランスを考えることが今日のポイント。

関口鶴情先生は、書く言葉の意味を考えよとアドバイスしてくださいます。
関口先生がお手本として書いてくれたのは以下のお言葉。
「目標にむかって努力を続ける人に豊かで明るい未来が開ける」







「目標もなくブラブラと無為な時間を過ごす人間と、目標を立ててその達成に向けて頑張る人とでは、同じ時間を過ごし同様の経験をしたとしても、内容の濃さが違ってくる」と解説してくれます。さらに関口先生は夢を叶える素晴らしさを唱えてくれました。その内容は関口先生が若かった頃、書道で身を立てるために、就職してからいくつもの書塾をかけもちして、書家になる目標を達成したというものです。偉大なる先人のお話はとても参考になるものですね。


関口先生のお話に刺激を受けた生徒らは、眼を輝かせながら、課題に取り組んでいきました。





19:24 | 投票する | 投票数(5) | コメント(0)
2012/02/21

1年書写 第16回「氣力集中」

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今回の授業では「氣力集中」という文字を書きました。


いつもと違ってこの度は、これまで身につけた技法を試す回となりました。

関口先生は、まず才能の開花の仕方についてお話くださいました。

関口先生が書道の才能に目覚めたのは小学生の頃。当時の先生が、お坊さんで、字が上手だったのに影響されたのだとか。そして、自分が打ち込める才能に出会うためのポイントを説明くださいます。天才とは、自分に適性のある物事に早く出会え、その才能を伸ばした者である。故に、自分が興味を持ったものは何でも試しなさい。そのためには、書道で「氣力集中」を身につけるのだ。

以上のような趣旨の内容をおはなしくださいました。


関口先生の演説に鼓舞された生徒たちは、氣力集中!



一生懸命、字を書いたのでした。








21:38 | 投票する | 投票数(9) | コメント(0)
2012/02/14

1年書写 第15回 隷書で金石文の拓本「礼器碑」を臨書する

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今回のテーマは、隷書で「礼器碑」を臨書することです。
隷書については以下の記事で復習しておきましょう。

篆書・隷書・草書・行書・楷書の歴史
http://ss.sanonihon-u-h.ed.jp/index.php?key=jode8bkav-65#_65





なぜ、古代中国の隷書などを現代の私たちが学ぶのでしょうか。
それは、用筆法の修練になるからです。

 今回のポイント~隷書で身につく用筆法~
(1)隷書では「蔵鋒(ぞうほう)」や「逆入平出」を学ぶことができる。
(2)これらの用筆法を学ぶことにより、線出が「粘っこく強くなる」




隷書のメリットを知った生徒たちは瞳を輝かせます。
「やったー。これでまた書道が上手くなるぞぉ!」
「はやく書きたいなぁ」




関口鶴情先生の御説明により興味関心を高めて生徒たちは早速練習にとりかかります。





質の高い授業が展開され、生徒たちは読み書きの能力を伸ばしたのでした。





~講義の背景知識が分かればもっと楽しい~

中国では、人物・事件などの記録を「銘」として残す習慣がありました。その「銘」を秦漢時代には「碑」に刻むようになりました。「礼器碑」は西暦156年に孔子の廟内に建てられた碑です。その碑には、「魯」という国の宰相であった「韓勅」が孔子廟を修理したことを讃える内容が書いてあります。

この「礼器碑」は碑文ですから紙に書かれたものではありません。紙や布などに書かれた文字に対し、石碑や刀剣などに刻まれた文字資料を「金石文」といいます。これをお手本にするにはどうすればいいでしょうか。現地に行くには遠すぎます。そのため金石文から「拓本」を取るのです。この写し取る作業や、写し取った紙のことを「拓本」といいます。余談ですが、大学で東洋史の「金石文」の講義を履修すると「拓本」が経験できます。特に群馬県は日本三大古碑のうちの一つで、
上毛かるた「昔を語る 多胡の古碑」

の読み札でもお馴染みの「多胡碑」があるので、「拓本」の修練にいそしむのです。


17:29 | 投票する | 投票数(19) | コメント(0)
2012/02/07

1年書写 第14回 王羲之「蘭亭序」

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今日の1年書写は、王羲之の「蘭亭序」について学びました。
王羲之は東晋時代の書家で、書聖と称えられております。
関口鶴情先生は、義務教育段階の生徒にも分かりやすくご説明くださいます。


3行で要約すると次の通り。

(1)曲水の宴という宴会で作られた詩集に王羲之が序文を書いた。
(2)それが「蘭亭序」と呼ばれるようになった。
(3)唐の時代に入り太宗李世民が苦労の末手に入れ、褚遂良(ちょすいりょう)や虞世南(ぐせいなん)に写させた。原本は李世民の墳墓に収められ現存はしていない。

行書を学ぶなら王羲之を写すにしくはなし!

関口鶴情先生は、分かりやすい書道の歴史の参考書も紹介してくれます。




書道の歴史に触れた生徒たちはやる気十分。
練習に取り組んでいきます。






熱心に練習をする生徒たちに関口鶴情先生は、行書のコツを教えてくださいます。
それは漢字の部首を覚えるということです。
全部で覚えるのは、7種類。
偏(へん)・旁(つくり)・冠(かんむり)・脚(あし)・垂(たれ)・繞(にょう)・構(かまえ)
これらを覚えていくのが、上達の早道だそうです。


 

↑関口鶴情先生から賞賛され、2度目の特別賞に輝いた加藤さんの様子
 


18:45 | 投票する | 投票数(16) | コメント(0)
2012/01/31

1年書写 第13回「硬筆で行書」

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今回の1年書写は硬筆で行書を学びました。
硬筆の学習は前回に一度やっています。
忘れてしまった生徒のみなさんは復習しておきましょう。
http://ss.sanonihon-u-h.ed.jp/index.php?key=job6gbdya-65#_65
講義録を見て、知識の共有ができるので、ネットは便利ですね。



では今日は1年生たちは何を学んだでしょうか。
関口先生は、授業の開始前に行書のメリットをお話ししてくださいます。


〇行書のメリット

・行書は、はやく書くことができる
・行書は、やわらかく美しく書くことができる





関口先生の説明を聞いた生徒らは、熱心に学習に取り組んでいきます。






すると関口先生は、生徒たちに学習のコツを教えてくださいました。
それは「頭の中に文字を写す」というものです。
具体的にその練習をしていきます。
(1)お手本を見て覚える
(2)お手本を裏返して、そのお手本の文字を再現する
(3)きちんと再現できているかチェックする
この3つをやっていきました。





関口先生は、「頭の中に文字を写す」効用を熱心に説かれます。
国語だけではなく、その他の教科も頭の中に写してからノートを取れば、チラチラと何度も黒板を見なくて済むし、きれいに早く書けるとのことでした。


そして鉛筆の持ち方指導が入ります。


鉛筆が正しく持てないことを「個性」として正当化しようとするのは見苦しいです。「正しい」持ち方をすれば、文字を早く正確にたくさん美しく綺麗に書くことができるとのことです。

「鉛筆の持ち方」だけでも勉強の効率が大きく変わってきます。
みなさんも、大学受験に向けて、中学校1年生段階で、きちんと矯正しておきましょうね。


今日のまとめ!!

1.頭の中に文字を写そう
2.鉛筆は正しく持つ



 


14:00 | 投票する | 投票数(13) | コメント(0)
2012/01/17

1年書写 第12回「凌雲之志」

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今回の書写は「凌雲之志」を書きました。


新年初めての書写だったので、生徒らは気合が入ります。
「大空に浮かぶ雲をしのぐほど高い志・徳を磨き立派な人間になろうとする心」と
その意味も書いていきました。

関口先生は、半紙における字のバランスを注意しろと指導してくれます。
生徒の皆さんは、真剣に取り組んでいました。











19:01 | 投票する | 投票数(9) | コメント(0)
2011/12/21

1年書写 第11回「人生感意氣」

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1年生の第11回書写では、「人生感意氣」という字を書きました。

今回も前回に引き続いて芳翠(ホウスイ)流を学んでいきます。
関口先生の指導の下、練習に励んでいきます。


今回のポイントは、お手本を観察すること。
関口先生は「お手本を観察し、文字のバランスや位置、半紙における空間を見とることで、自分の文字に活かすことができる」という趣旨の説明をなされます。
また、実際に関口先生が筆を扱う姿を観察させていただく展開になりました。



一流の書道家の姿を目の当たりにした生徒たちは、精神を鼓舞され、一層練習に励むのでした。

 

ちなみに「人生感意氣」は「人生意気に感ず」と読みます。
意味は「人はカネや名誉ではなく、人の意気に感じて事をなすものだ」というものです。
モトネタは、魏徴(ギチョウ)の「述懐」。唐詩選が出典です。

魏徴は、隋末の乱世に際し、唐に帰順しました。
そして、唐の建国者;高祖李淵(リエン)に仕えることになります。

当時、唐はまだ中国を統一してはおりませんでした。
魏徴は自ら志願して、山東地方に出向き、唐に抵抗する勢力を宣撫します。
その時、函谷関を出て東に向かう時に「述懐」を作りました。

その一節が「人生意気に感ず、功名誰かまた論ぜん」
(人間は意気にこそ感ずるもの。功を立て名を上げようなどということは、誰が問題にするものか)

唐の天子の知遇を得て、男同士の意気に感じて、一身をなげうち天下統一に尽くそうとする様子が感じられます。

ちなみにこの魏徴。
高祖李淵の皇太子;李建成に仕えますが、李世民のクーデタ(玄武門の変)で建成が殺されると、李世民に仕えます。
李世民が即位し太宗となると、魏徴は積極的に進言を繰り返し、貞観の治に貢献します。
そして魏徴の死後には「天子の鑑(かがみ)」と称されるようになりました。


 


10:59 | 投票する | 投票数(6) | コメント(0)
2011/12/13

1年書写 第10回「楷書~芳翠(ホウスイ)流~を学ぶ」

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今回の書道では、楷書の用筆法を学びました。関口先生はとりわけ、「筆を作る」ことの重要性を説明しました。「筆を作る」とはどういうことでしょうか。関口先生は、「硯(すずり)の端で墨を落としながら、筆を整えることを指している」と、説明します。



筆の先が刀のようになるのがポイントとおっしゃいます。

筆を作れたら、生徒たちは早速、楷書に取り組んでいきます。
今回書いたのは楷書の「春風弄新陽(しゅんぷう しんようを ろうす)」という文字。



1年生は、教えを受け、一生懸命トライしていきます。



今回、楷書を学ぶにあたり、二人の重要人物が紹介されました。
それは、欧陽詢(おうようじゅん)と松本芳翠(まつもとほうすい)です。
欧陽詢は「初唐の三大家」の一人で、楷書を完成域に高めました。
松本芳翠は、昭和において楷書で有名な書道家です。


生徒たちは、この「芳翠流」と呼ばれる書法を、関口先生からお教えいただいたのでした。


 


20:22 | 投票する | 投票数(4) | コメント(0)
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