h26年の最後の全体集会の場で
生徒会全体で、いじめについて考える時間を設けました。
生徒会長の鈴木杏奈さんから、
「人間は笑う力を授けられた唯一の動物である。」
という、F・グレヴィルの言葉が紹介されました。
みんなで笑いたい、笑い合いたいけど、そのためにはいじめは無くしたい。
「それぞれが、それぞれを認め合うことが大切だ」として、
金子みすずの詩を紹介しました。

私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面を速く走れない。
私が体をゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
「この『みんなちがって みんないい』という言葉を、心にいつも持っていてほしい」
としてプレゼンテーションを締めくくりました。
私たちは時々、1つのことを追求することに熱心になるあまり、他方がおろそかになり、
結果的に偏った物の見方をしてしまうことがあります。
でも、一つのものにとらわれている心では、みんなが幸せにはなりません。
広く、他を認め合って、みんなで笑って成長していきましょう。